ドイツの歌姫,リザ・バーラントが,日本でも人気のウォルター・ラング率いるトリオ・エルフのサポートを得て吹込んだ本作。ビートルズ,ストーンズ,プリンス,ドアーズなどのヒット・チューンにヨーロッパ・ジャズの美しくあたたかい香りをまとわせた珠玉の一枚。「ベルベット・ボイス」という表現がぴったりななめらかで上質どこかクールなリザの声は,一度聴いたら忘れられない。…いや,忘れられないどころか,病み付きになるかも。こんな時代だからこそ聴いてほしい,時代が求めるディーバですね。(Swing Journal 2010年6月号)