京水菜が自然交雑してできた品種で、漬物・炒め物・和え物・サラダにと、ご家庭の食卓の万能野菜!ピリッとした辛味と風味が人気の秘密の京野菜『京壬生菜』!
当時、壬生寺でカンデンデンという鉦太鼓(囃子につかわれる鐘と太鼓)で演じる壬生狂言の奉納を見にいくのに、菜の畑の向こう側に壬生寺が見えたといわれていることからしても、当時、壬生地区ではかなり栽培されていたことがうかがえます。
現在、壬生菜といわれている菜は、1800年代に入って京菜の1変種が自然交雑してできて壬生地区に多く植えられたもので、これを京壬生菜と呼ぶようになりました。
京都市中央区にある壬生寺で行われる、鐘・太鼓などの狂言で、国の重要無形民俗文化財の「壬生大念佛(ねんぶつ)狂言」(壬生狂言)です。正式名称は、壬生大念仏狂言といわれ、通称『壬生さんのカンデンデン』とも、いわれています。
現在でも、春の大念沸会(4月下旬)・秋の特別公開(10月の連休)・節分の公開(2月初旬の節分の前日と当日の二日間)が行われています。
京水菜とは違い、葉の切れ目がなく丸葉なのが特徴で、ピリッとした辛味と風味・香りがよく、さっぱりとした口あたりをしていますので、漬物や炒め物・和え物・サラダなどなど、さまざまな用途に合います!
壬生菜の浅漬けにゆずやすだちを数滴しぼって、一緒に食べるご飯の味は、格別で、幸せを感じる一品です。明治時代の東京では、酒屋さんがお得意先に配るお歳暮の京野菜として、京壬生菜が使われていたようです。
種蒔きは、4月下旬~9月上旬。収穫期は、6月中旬~11月上旬。 畑からプランターまで幅広く栽培することができる品種です。
京壬生菜は、春から夏に蒔く場合、アブラナ科植物には害虫がつきやすいので気をつけましょう。見つけたら、取り除いてください。家庭菜園で栽培をする場合、畑やプランターでも防虫ネットなどをかけてやれば農薬を使わずに、無農薬で栽培することも可能です!
京のお漬物にはかかせない野菜のひとつ!