■著者田森庸介■内容紹介パウロ・パカプカ王がひそかに足を運ぶ、ポポロクロイス城の一室。そこでは王妃マリアーナがこんこんと眠り続けていた。王の後をおって扉をあけたピエトロは、幼いころに亡くなったと思っていた母の姿を見て、おどろく。背後には、願いごとをかなえるかわりに夢をうばい、その人を夢球の中にとじこめてしまう、夢幻法師の影があった。息子の命とひきかえに、母は眠り続けているのだと知ったピエトロは、母を救うために、はるか遠く東のはて、剣の山へむかう。