■著者
関口すみ子
■スタッフPOP
良妻賢母は近代国家の誕生とともに生まれた新しい女性像だった。そこには「母・妻」としてのみ国民として認めるという明治政府の意図がある。女子は箱から出るべしという演説「函入娘」で逮捕された岸田俊子、「新しい女」の中心となった平塚らいてう、夫と対等に喧嘩する妻を初めて小説に登場させた夏目漱石。良妻賢母主義から外れた人々の活動を通して、近代国家と女性の関係を明らかにする。著者は『御一新とジェンダー』でサントリー学芸賞を受賞。
■内容紹介
明治・大正・昭和に至るまで女子教育の基本理念となった「良妻賢母主義」はどのように確立されたのか。規範を外れた人々の活躍を追い、国家と女性の関係を解き明かす。