ビゼーの名作オペラ《カルメン》による新しいバレエの上演を企画したボリショイ・バレエの名プリマ、マヤ・プリセツカヤが最終的に編曲を依頼したのは、作曲家の夫ロディオン・シチェドリンでした。彼によって生み出されたのが、ストリングスと4群のパーカッションおよびティンパニによって演奏される、バレエのためのこの《カルメン組曲》です。<br>管楽器を全く使わない特異な編成によるこの《カルメン》も、現在では定番のコンサート・レパートリーとしてたびたび演奏されています。詳細な解説および、スコアに書かれている細か