■著者三島由紀夫■内容紹介駒沢紡績の社長駒沢善次郎は、自分を“父”とし従業員たちを“子”とみなす家族主義的経営によって、零細な会社を一躍大企業に成長させた。しかし、彼の外遊中に、ハイデッガーを奉ずる政財界の黒幕岡野の画策によってストライキが決行され、三カ月間の争議の後、会社は組合側に屈する―。近江絹糸の労働争義に題材をとり、日本的心情と西欧的知性の闘いを描いた長編小説。■シリーズ名等新潮文庫 み-3-37