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[シャトー・クラーズ]は、ボルドー右岸フロンサック地 区のサイヤン村にある小さなワイナリー。 1999年にデンマーク人のハインツ氏によって購入されて 以来、飛躍的に品質を伸ばしてきたこの小さなシャトー の魅力は、昔のフロンサックのワインを彷彿させる深く 力強い味わいにあります。 日当たりの良い好条件の場所にあるブドウ畑は、わずか 2.80haと非常に小さいものの、そこで栽培されている品 種はかつてフロンサック地区で多く栽培されていたカベ ルネ・フランがほとんどで、現在ボルドー右岸で圧倒的 な主流となったメルローはわずか20%ほど。 メルローよりも長い熟成期間を必要とすることが多いカ ベルネ・フランに敢えてこだわり、飲み頃に達するのに は時間がかかっても、熟成の年月の長さによってしか生 み出されない風味や旨みを大切にしたい、というハイン ツ氏の信念にワイン造りへの並々ならぬ情熱を感じずに はいられません。 前オーナーより引き継がれたブドウの樹は、今では平均 樹齢が43年にもおよぶヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹) に成長し、その樹から丁寧に収穫したブドウからワイン を醸造しています。 また、ワイン造りもフロンサック地区の昔ながらの手法 を活かし、伝統の石造りのタンクで発酵させた後、オー ク樽で12~15ヶ月熟成させています。 当たり年となったヴィンテージの場合は、樽熟成後にタ ンク貯蔵し、ある程度飲み頃になるのを待ってから瓶詰 めを行っています。 醸造のアドバイスをしているのは、サンテミリオンをは じめ特にボルドー右岸でのワイン造りにおいて急速に評 価を上げている醸造家、ブノワ・トロカール氏。彼の優 れた手腕によって、フロンサック特有の昔ながらの品種 構成による昔ながらのワイン造りから生まれたワインが、 現代人の味覚に大いに受け入れられる味わいに仕上がっ ています。 | |||||||||||||||||||||||||