■著者小嶋陽太郎■内容紹介「私、火星人なの」―必死なまなざしでそう語り続ける佐伯さんに、僕は恋をした。夏休みの数学の補習を一緒に受けながら毎日彼女のいる火星の白昼夢を見るほど、気持ちはつのるばかり。誰もいない校舎で、夜のグラウンドで、ゲームセンターで、佐伯さんとの距離はだんだん近づいていったが、彼女は自分の家のことを決して話そうとしないまま、別れの時が迫っていた。行き場のない想いを抱えた高校生たちの青春小説。■シリーズ名等角川文庫 こ46-2