■著者
ジョルジュ・シムノン
長島良三
■内容紹介
フランスの田舎町トリアン、妻子ある自営業者トニーと食料品店の妻アンドレは、9月のある夜、郊外の森の中で突如火がついたように互いの身体を求め合う。それからの数カ月、二人はトニーの弟が経営するホテルの青い色で統一された部屋で激しい性行為を繰り返す。しかし、ある出来事から周囲の視線に怯えるようになったトニーは、アンドレから距離を置くようになる。情熱的なアンドレは逆にトニーを追い込んでゆく。そしてついに、アンドレの夫とトニーの妻の毒殺死体が別々の場所で発見される。二人を巡るスキャンダルが町中に広がる。そして二人は夫殺し、妻殺しの罪状で逮捕され、陪審裁判にかけられる…。
■シリーズ名等
シムノン本格小説選