従来のピアニズムを超えたピアノの鳴らせ方を追求した小品集。第1番:3度の平行、単音の旋律、4オクターヴのユニゾン、厚い和音といった要素がどれだけ独立し、意味を持って存在させることができるか、考えられている。また、それぞれの要素の変容が必然的なものになるよう配慮。第2番:複数の声部、いろいろな事件の起こりに時差を与え、そのタイミングを考えている。冒頭の東洋の竪琴のような発想は、クライマックスの後、半音下で再現し、また復活する。ずっと溜め込まれたエネルギーが、最後に何本かのトランペットによるフ