■著者
志水宏吉
高田一宏

■内容紹介
「段差に注意」→「学力格差に気をつけろ」。前著『「力のある学校」の探究』をさらに深め展開。3時点(1989年・2001年・2013年)にわたる組織的な調査をもとに、家庭環境に根ざした格差の実態や格差克服の筋道を多面的に明らかにする。

■目次
第1部 学力格差の構造(2013年大阪学力調査;家族の教育戦略と子どもの学力―投資と期待のジェンダー差;社会関係資本と学力の関係―地域背景の観点より);第2部 教育実践と学力格差(授業改革は学力差を縮小したか;「学びあい」や「人間関係づくり」は学力格差を縮小するか;「集団づくり」は公正な社会観を育むか?―学力形成に付随する社会関係の社会化機能);第3部 学力格差の克服(「効果のある学校」の特徴―3時点の経年比較より;「効果のある学校」を持続させている要因の検討―継承される「思い」と「仕組み」;「効果」が現われにくい学校の課題―子どものウェルビーイングの観点から;調査から実践へ);補論 学力分析のための方法的革新(項目反応理論による「学力低下・学力格差」の実態の再検討)