ケーブルTV局の新企画「普通の人の生活をドキュメントする」の主役となったエドは、一夜にして全米のスターになったが…。
???人間の「他人の私生活をのぞいてみたい」願望をかなえるTV番組は、現実にいくつも作られた。この映画が描くのはその楽しさではなく、それによる弊害だ。しかし、ロン・ハワード監督は声高に問題提起せずに、コメディーの装いでTV界の暴走、視聴者の欲望、一般人のセレブリティ願望を軽快なテンポで斬っていく。二枚目役が多かったマシュー・マコノヒーが、有名になった普通の人エドを好演し、コメディセンスのあるところを披露した。また、エドに近づくモデルを演じるエリザベス・ハーレーもベストキャスティングだ。有名人食いの野心家の女をこれでもかといやらしく演じて、その魅力を余すところなく発揮している。(斎藤 香)