全盛期のジャズメンの生き方は「普通」ではないことが多かった。つきまとう麻薬、カネ、女・・・・・・。いきおい、その死に方もドラマチックかつ壮絶なものが多い。そして、彼らの死に方(=生き様)は、彼らが鳴らした音楽にそのまま繋がっている。本書は、そんな角度から23人のジャズメンの死因と音楽に迫った異色の一冊である。著者は、現役の医師でありながら、永くジャズ・ジャーナリストとしても仕事をしてきた小川隆夫。ニューヨーク留学中に多くのジャズメンの知己を得た小川は、その後マイルス・デイヴィスの「主治医」