韓国語のサブタイトルに"朝鮮版逃亡者物語"とあるのですが、その通りのドラマです、韓国ドラマで逃亡者ものといえば、主人公が濡れ衣を着せられた犯罪の背後には、より大きな、国家的な規模の犯罪が隠されているのが基本パターンではないかと思うのですが、このドラマもまた、王妃による世子暗殺未遂事件がその背後にあります。
役立たずの医官を装っていたチェ・ウォンは宮中で起こった殺人事件の犯人に仕立て上げられる。病弱な娘ランを救うため脱獄を敢行し、逃亡生活を始める。時代背景はチャングムが仕えた王・中宗の時代を舞台に、欲望渦巻く宮廷の陰謀劇と、これに巻き込まれた1人の医官の物語をスリリングに描いたドラマ。物語のキーパーソンは、中宗の3番目の后、文定王后をは“実は権力欲が深い悪女だった”という史実に基づき、ストーリーを展開。歴史書にもある文定王后の“皇太子暗殺説”にスポットを当て、彼女が2番目の后の子である皇太子イ・ホの命をあの手この手で狙う。王位をめぐる派閥闘争に加え、主人公を“一介の”医官ウォンの目線から、陰謀の濡れ衣を着せられた彼がイ・ホとともに陰謀を暴いていく展開。王后VS皇太子の頭脳戦、医学の知識をもとにした推理劇など、緻密で痛快な陰謀劇に仕上げられている。
朝鮮中宗末年(1544年)のある夜… 世子の主治医が凄惨な姿で発見される。内医院の医官であるチェウォンがこの事件の濡れ衣を着せられ捕まるが、決死の脱獄をする。しかし一介の医官の追跡に、東宮廷と中宮廷、朝廷大臣たちが神経を尖らせ、ついに刺客まで使い隠密にチェウォンを殺そうとする。冷酷な追跡者たちとチェウォンとの追いつ追われつの、息の詰まるような追撃戦が繰り広げられる中、‘世子毒殺‘に潜む醜悪な真実が一つずつ解き明かされ始める...。