■著者
レオ・チン
菅野敦志
■内容紹介
植民地下の台湾において、人々はどのようにして「日本人」になったのか。苦渋に満ちた思考の道筋を辿り、台湾人アイデンティティのゆらぎを論じる。
■目次
序章 かつて「日本人」だった人々;第1章 台湾の植民地化―日本による植民地化、脱植民地化、コロニアリズム研究の政治学;第2章 絡み合った抵抗―関係性、アイデンティティ、植民地下台湾における政治運動;第3章 同化と皇民化のあいだ―植民地プロジェクトから帝国臣民へ;第4章 反乱者から志願兵へ―霧社事件と原住民をれぐる野蛮と文明の表象;第5章 「濁流の中へ」―『アジアの孤児』にみる三重意識と植民地の歴史学