アルザスといえば、51あるグランクリュのそれぞれの キャラクターの違いを味わう面白さがあります。 このワインもその代表的なグランクリュのひとつ、 「ジェラール・メッツ グランクリュ・ムエンシュベルク・ リースリング 2011」 ムエンシュベルクは知る人ぞ知る、リースリングの銘醸 畑のひとつ。風化した砂状の火山性土壌で、非常に香り が華やかに立ち上るのが特徴。固いタイプの土壌ではリ ースリングはきゅっとひきしまった酸味になりますが、 この砂岩は酸味を柔らかくし、火山性土壌によって香り がふわっと立ち上るように広がります。 そのため、リースリングのグランクリュとして、アルザ スでは人気の高い畑です。 日本にはあまり多くのワインが入ってきていませんが、 現地では有名な畑で、大半はリースリングが栽培されて います。もともとアロマティック品種の代表的なリース リングとこの土壌との相性は抜群。アルザスにおいて、 まったく同じようなタイプのキャラクターがないので、 とても個性的な畑です。 2011年は非常に温暖で、優しく柔らかい味わいが特徴的。 北部アルザスの隠れた銘醸畑、グランクリュがこのお値 値はとてもお得です。 是非、お試しいただきたいワインです。 *************************************************** ドメーヌ・ジェラール・メッツはアルザスのストラスブ ールとコルマールのちょうど中間辺り、イッテルスヴィ レ村にあります。位置的にはアルザスのやや北部。 現在当主を勤めるのは、もともとシャンパーニュのRM を運営する家系で育ったエリック・カジミール氏。 数々のワインメディアから激賞をあびた名人ジェラール・ メッツの娘と結婚し、1996年からドメーヌを継承してい ます。偉大な義理父ジェラールから学びつつ、シャンパ ーニュ地方の栽培管理を応用した厳格な収量制限を取り 入れたり、オーガニックに移行したり、独自の改革も 行ってきました。 幼少より様々なジャンルの音楽に触れてきたエリック氏 は音楽をワイン醸造にとりいれています。 醸造所に本格的なオーディオシステムを装備しており、 『醸造家の精神状態は仕事の質にも直結する。音楽によ って幸せな気持ちになり、その心のありようはきっとワ インにも伝わっている』というモットーをもとに、高音 質の音楽を聴きながら醸造をしています。 そんな彼が目指すのは、[心地よい和音のようなハーモ二 ー(調和)とふくよかさが感じられ、飲むと自分の好きな 音楽が自然に聞こえてくるようなワインを造りたい]と いうことです。 | |||||||||||||||||||||||||