■著者J・M・G・ル・クレジオ中地義和■内容紹介フランスからモーリシャスに向かう船に寄港地で不法に乗り込んできた二人の男が、到着の直前に天然痘を発症、一行は目的地近くの島に足止めされる。40日にも及ぶ検疫隔離、薬品も食糧も不足し死が忍びよる極限状態を透明な文体で描く。冒頭から天才詩人ランボーが登場、 青い眼の強烈な耀きが、全篇に不思議な光彩を投げかける。