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「フロド、まだお前に話していない物語がある――。」
111歳の誕生日、ビルボはある物語を書いていた。
それは60年前、若かりし頃の自分が体験した、遠い記憶の彼方の冒険談である。
ホビット庄の袋小路屋敷に魔法使いのガンダルフがやってきた。
彼は冒険好きで知られたトゥック翁の古い友人だった。
彼の血筋を見抜いていたガンダルフはビルボを冒険へと誘う。
だが元来ホビット族は旅を好まず、平凡な日常を愛する種族だ。ビルボはすぐさま断った。
その夜、袋小路屋敷に奇妙な客がやってきた。
それは12人のドワーフ族。ガンダルフが彼らの集合場所にビルボの家を選んだのだ。
困惑するビルボをよそに、ドワーフ達は飲めや唄えの宴会を始めて大騒ぎし、
ガンダルフもこれに興じる。そして最後にもう一人、ドワーフ族の王子トーリン。
彼らは邪竜スマウグに支配されたはなれ山の祖国・エルボールの再建を目指しているのだった。
ガンダルフは忍びの技と大きな勇気を持つものとしてビルボを14人目の仲間に選んだのだ。
見知らぬ土地で野垂れ死になんてごめんだと拒否するビルボにガンダルフは真の世界は本や地図ではなく、
あの窓の外にあるのだと説得するが、頑として受け付けなかった。
しかし、一行が旅だった翌朝、急に寂しさがこみ上げ、彼の心に眠っていた冒険心が浮かび上がる。
大急ぎでビルボは荷造りをし、一行を追って走り出した。
「ビルボさん、どこへ行くんです?」
「冒険だよ!」
かくして、ビルボの長い旅が始まったのだった。