【作り方~基本編~】 ここでは、写真のような基本的な形の器の例をあげて説明。まずは練習を重ね、「ろくろ倶楽部」の基本を覚えよう。 ▼ろくろ挽きの準備▼ -土を練る- 土を扱いやすくするために、ろくろ挽きに入る前によく練りこむ。 このとき空気が入ったり均一に練られていないと、変形やヒビ割れの原因となる。  |
※同梱の土でこのくらいの大きさの器が3個作ることができる
付属の「しっぴき」を使って土を3等分にする | ひとかたまりずつ、もみこむように練っていく。このとき、空気が中に入らないように注意しよう | まんべんなく練れたら、粘土を手のひらの中で軽くたたくようにしながら写真のように山型に整える |
-土の固まりを回転台の”中心”に置く- きれいな形を出すためには、土の中心をしっかり保つことが大切。 中心がずれていると、ろくろ挽きをする際に土がブレてうまく形を作ることができません。 乾いた回転台の”中心”に土をのせ、押し付けるようにして土を回転台に”密着”させる | 電源を入れてろくろを回転させ、手にたっぷりと水をつけ、土に水をなじませる |
手を”く”の字にし、土を包み込むように添え、土の固まりを円柱状にする | ワキをしっかりと締め、腕を固定す |
▼ろくろ挽き▼ -形を作る- 準備ができたらいよいよ「ろくろ挽き」の作業に取りかかる。 すべりを良くするため、手と土は常にぬれている状態で作業しよう。 穴ができたら、そのまま親指を外側に広げていく ※底になる面はなるべく平らになるようにしよう | 両手の指で土をはさみながら、下から上へ少しずつ伸ばしていく |
【4】 好みの形になるまで【3】をくり返す 【ポイント】 ・一度に伸ばそうとすると、土がちぎれてしまうので、少しずつ伸ばしていきましょう ・左右の手は同じ力・速さで動かしましょう。力の入れ方が変わると、作品の厚みにムラができ、ひび割れ等の原因となる -口の処理をする- 一度ろくろを止め、本体に「支柱」と「弓をつけたアーム」を取り付ける | 電源を入れてろくろを回転させ「アーム」に手を添える。徐々に「アーム」を下ろしながら口のでこぼこを切り落とす。1回転したところで「アーム」ごと上に持ち上げる | 余分な土を取り除き、たっぷりと水をつけた人差し指と親指の腹を使い、切り口を滑らかに整える |
-回転台から切り離す- 「しっぴき」を使って作品を回転台から切り離す。戸惑いながら作業をすると失敗の原因となるので、ある程度勢いをつけて行おう。 一度ろくろを止め、支柱の1番下の位置に「ガイド」を付け、「しっぴき」の片方のリングを取り付けた後、電源を入れてろくろを回転させる ※「しっぴき」が回転台に絡まないように注意! | もう片方のリングに指をかけ、「しっぴき」の糸が回転台と平行になるようにピンと張った状態で手前に引き、作品をろくろから切り離す | 親指、人差し指、中指を使ってゆっくりと持ち上げ、あらかじめ用意しておいた、作品をのせる台に乗せて乾燥させる |
▼焼成前の準備▼ -乾燥1回目- 【1】 直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き、半乾きの状態にする 【2】 表面のべたつきがなくなり、手にとっても形が崩れなくなるまで乾いたら”削り”にはいる 【ポイント】 ・乾燥の具合は季節や気候によって異なるので、こまめにチェックしてみる ・乾燥が足りない場合、軽く触れた程度で作品の形がゆがむ -削り- 胴となる部分を削り、作品の形を整える 【ポイント】 ・内側からの力に弱いので、必ず外側を削る ・削りかすは水を加えて練れば、再利用できる 「削り出し棒」や「ヘラ」を使い、作品の”外側”の胴となる部分を削っていく。厚みが均一になるようにこまめに確認をしよう | 削り跡を残してもいいが、作品の表面を滑らかにしたい場合、指先に少量の水をつけ、指でならす |
▼焼成▼ いよいよ本焼きにはいる。 【ポイント】 ・オーブン用ペーパーなどを敷いてもよい。作品同士がくっつかないようにスペースを空けてならべる ・焼成時間を変えることで作品の色合いを変えることができる 家庭のオーブンレンジに付属しているオーブン皿に作品を乗せる | オーブンに入れ、(高さ調節がある場合、下段に入れる)温度を130度に設定し、30分~40分焼く | 作品の大きさや厚さによって、仕上がりが異なる。規定の時間以上焼かないように。焼きすぎると土がもろくなる可能性がある |
【3】 焼きあがったら、そのままオーブンレンジの中で1~2時間冷ます。 焼き上がりの作品は、高温になっており、やけどの恐れがあるので、必ず冷ましてから取り出す。完全に冷めたら完成!