■著者
マーティン・ヘグルンド
吉松覚
島田貴史

■内容紹介
痕跡の時間構造と自己免疫性の論理より導かれるデリダのあまりにもラディカルな無神論は、神を否定するにとどまらず、神すらも有限の時間のもとで堕落・汚染・変質の脅威に曝されるものとみなした。神の脱構築を通じて“生き延び”の思考を練り上げたデリダと、カント、フッサール、レヴィナス、ラクラウらとの決定的な差異を鮮やかに指摘する俊英の哲学的主著。日本語版付録としてメイヤスー批判論文を収録する。

■目次
第1章 時間の自己免疫性―デリダとカント;第2章 原‐エクリチュール―デリダとフッサール;第3章 原‐暴力―デリダとレヴィナス;第4章 生の自己免疫性―デリダのラディカル無神論;第5章 デモクラシーの自己免疫性―デリダとラクラウ

■シリーズ名等
叢書・ウニベルシタス 1062