【収録内容】 ●第一巻 人間を経営する 【松原泰道】(65分) 本来仏教語である「経営」という言葉。それは「修行」という意味を持つ。また、禅語では労働のことを「作務」と言い、この場合の務めとは人のためにするものである。人間として成長し、人に施しを与え幸せにさせることが「経営」である。経営者のみならず、人間として生きていくうえで心に留めておくべき言葉を松原泰道が語る。
●第二巻 自己を開発する 【奈良康明】(64分) 「いのち」を燃焼させて生きるプロセスこそが理想的な自己実現の姿である。そのためには、反省と努力が大切である。また、他の人々と関わって生きていく社会の中では相手に対する慈悲心が大切で、慈悲の眼差しで相手に関心を持って接すれば、自分にも同様のことがかえってくると言う。
●第三巻 孤独を生き切る 【瀬戸内寂聴】(62分) 人間は生まれてくるときも死ぬときも一人である。それは釈迦や一遍上人など優れた宗教家にも言えることである。孤独を生き切るためには、孤独をなだめて共存するしか方法はないと寂聴氏は語る。
●第四巻 驕る心を戒める 【西村惠信】(59分) 仏教界では、この世に存在する物はどんな物でもそれ自体で存在する物はひとつもないとし、それを「縁起」と呼ぶ。そして人間も会社も、永遠不滅なものは無く、日々新たに縁によって作り上げていくものであると言う。さらに禅語の「百尺竿頭さらに一歩進めよ」の精神を忘れず修行することが、上に立つ者として最も立派なことである。
●第五巻 逆境を克服する 【酒井雄哉】(68分) 物事がうまくいくには、三つの要素のバランスがとれていることが必要である。それは心と口と体が一つになって初めて物事を成就するということであり、人生についても同様のことが言える。また、「一日一生」を毎日の基本とし、その日を生き、明日はまた新たな自分が生まれてくるという気持ちで過ごすことが大切であると酒井氏は語る。
●第六巻 心豊かに生きる 【西村公朝】(53分) 住職であり仏像を修理する仏師でもある西村公朝。生きとし生けるものすべてが仏であるという意味の「衆生ことごとく仏性あり」という言葉をお祝いの際には贈るという。また、仏像を修理した寺は不思議なことに必ず栄えることから、それに倣って、社会で上に立つ人物の心構えを説く。 |
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