■著者
中村哲
■内容紹介
戦乱の続くなか、旱魃と洪水で荒廃に瀕した農地と沙漠が、伝統工法で甦る。安定潅漑は、偉大な「投資」である。過酷な自然に、日本の伝統的な工法から学びつつ挑んだ15年の技術と魂の記録。
■目次
総論―アフガン東部の干ばつと対策(PMSが取水方式にこだわるわけ;干ばつの発生機序;中小河川沿い地域の問題と対策;大河川沿いの問題とPMS取水方式;最も経済的な「投資」―干ばつ難民、干ばつと治安;クナール河流域の気候条件と干ばつ;「緑の大地計画」における安定潅漑);技術編―「適正技術の試み」(基礎的な技術(資材の工夫);治水・潅漑に挑む(主な構造物への応用));山田堰と「緑の大地計画」―温故知新;アフガニスタンにおける水資源・潅漑政策―地域社会のオーナーシップが復興への鍵となる