■著者
齋藤一晴
■内容紹介
「中国や韓国は国定教科書」「反日の記述で埋まった歴史教科書」…日本での議論をよそに、中国でも韓国でも歴史の教科書は、我々の想像をはるかにこえて変貌をとげている。中国の教科書は、90年代に入ると検定教科書が登場。最新の歴史教科書では、抗日戦争の記述は90年代にくらべて大きく減少し、国民党の役割が抜本的に見直される一方、人々の記憶に新しい文化大革命については、教科書による評価のちがいも見られる。日中韓3国共通歴史教材『未来をひらく歴史』作成の一部始終にかかわってきた著者が、体当たりでつかみとった最新の中国・韓国の歴史教科書事情。戦争を知らない各国の若い世代は、長年にわたる各国間の歴史認識の溝をどう乗りこえていくのか。