■著者
八束はじめ

■スタッフPOP
建築と空間に権力と政治を見る、新たなコルビュジエ論。機能性と快適性を徹底的に追求した幸福と希望の建築家と称されるル・コルビュジエ。彼はいかにしてル・コルビュジエとなったのか。 彼の1930年代の活動は、ある時はナチス占領下の傀儡政権に接近し、またある時はロシア・アヴァンギャルドに親しんだ。矛盾を孕んだ様々な歴史と思想なかで、彼は理想的大都市とは何か問う。その根源的な問いかけ、また生政治としてのユルバニスムがミシェル・フーコーの思想に直結する。コルビュジエの新たな一面を照射する渾身の論集。

■内容紹介
世界危機の30年代ヨーロッパに交錯する多様多彩な思想をかい潜り、フーコーの権力論に直結するル・コルビュジエの「ユルバニスム」は如何に構想されたのか。モダニズムの巨星を読み直す、全く独創的かつ画期的思索。