■著者
須川英徳
■内容紹介
徹底的な史料分析と体系的な歴史像の提示を軸に言説形成・思想・制度・政策など社会・生活とを切り結ぶ視角より前近代と現代を架橋する韓国・朝鮮史のパースペクティブを提示する。
■目次
高麗末期 恭愍王の「王」の歴史;朝鮮初期の漕運―制度の整備過程と運営実態からみたその歴史的性格;朝鮮孝宗代の望闕礼にみる朝清関係;蔚山の在地士族鶴城李氏の家門形成―17・18世紀を中心に;海税徴収の実態と近代的「所有権」概念との矛盾―慶尚道統営の海税徴収を中心に;朝鮮民間説話の変容と壬辰倭乱(文禄・慶長の役)―論介説話を手掛かりにして;近代朝鮮における日本語の社会史・試論―知、政策、言語接触;ある朝鮮人生徒の日常生活―日記資料(1930年)を中心に;朝鮮人の帝国大学進学と「学徒出陣」;土地調査事業をめぐる言説空間の構築と変容;中期朝鮮語形態素解析用辞書の開発;清渓川復元事業にたいする批判的考察