■著者
渡辺拓也

■内容紹介
職場の共同性をどんどん切りつめていく理不尽な圧迫を、私たちは、どのように押し返せばよいのだろうか。本書は、飯場の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに迫る。どういうルートで飯場に入るのか、どんな労働条件で仕事をするのか、どんな暮らしをおくるのか、どのような人たちと出会い、そして飯場を出て行くのかを、「僕」の飯場体験にもとづいて詳しく描き、考え抜いている。

■目次
人夫出し飯場のエスノグラフィー;飯場の生活;飯場の仕事(寄せ場→飯場;求人広告→飯場);飯場の労働文化;つくられた「怠け者」、排除の檻;「怠け」の役割、排除の構造;不寛容なコミュニティ―淘汰と選別