■著者
森田靖郎

■内容紹介
いわれなき嫌疑で懲役を余儀なくされた飛竜こと飛島竜一元刑事は、七年ぶりに訪れた池袋に立ち愕然とする。中心勢力であった台湾華僑グループの力は衰え、新華僑と呼ばれる大陸系華僑グループが池袋北口の繁華街を跋扈し、そこは無数の中華料理店が軒を連ねた池袋中華街そのものだった。一方、夜になれば密輸拳銃、臓器売買、売春、そして麻薬の舞台となるこの街に、いったい何が起きているのか?池袋華僑グループのボス・老母の死と東京湾品川埠頭で発見された中国人遺体をきっかけに、飛島は池袋チャイナタウン・プロジェクトの背後でうごめく巨大な権力の存在と恐るべき本質を把握する。