20年に及ぶキャリアの中で、自身の選曲によるベスト盤は、意外にもこれが初めてとのこと。マイケル・マクドナルドに心酔していたデビュー当時から、この人ならではのブルージーな歌心はずっと変わっていないんだなと実感させてくれる、秋の夜長にピッタリのバラード集だ。
???あらためて聴いて「やっぱり名曲だな」と思ってしまったデビュー・アルバムのタイトル曲「ララル」、斎藤誠流ラブ・ソングを象徴する1曲「ゆるして」、先輩・桑田佳祐がコーラスとスライド・ギターで参加した「今 僕を泣かせて」などなど、ホントいい曲がそろっている。女性に対する“優しさ”だったり“弱さ”だったり“浪漫”だったりがあふれている歌詞にもグッときちゃいます、同じ男としては。(木村ユタカ)