■著者斉東野人■内容紹介「必ずや城柵を侵さん」。古代東北を揺るがす争乱は、宇屈波宇が言い放った一言から始まった。陸奥・黄金迫での金産出に狂喜した大和朝廷は、大軍を送り込み、支配地拡大と城柵建設に乗り出す。一方で宇屈波宇のような離反者を次々に生み、平和だった日高見の地は「三十八年戦争」の血に染まってゆく。蝦夷軍の総大将・青年阿弖流為は、万千の朝廷軍を相手に、幾たびかの圧倒的な勝利をものにするのだが…。