■著者
山本由之
富沢信明
■内容紹介
良寛の影に隠れて光のあたることの少なかった、山本由之の歌人としての才能を再評価する、由之没後百七十年記念の「遺墨集」です。木村家の墓地に、良寛の墓に寄り添うように建っている「由之宗匠の墓」は、歌の宗匠として晩年をおくった由之の生涯を表しております。その歌を揮毫した、堂々たる六曲一双の屏風、掛軸、書簡、短冊、扇子などのほか、由之日記として有名な『山つと』も収載いたしました。この『山つと』は、良寛逝去の前後の様子から、その後の弔問の人々など、良寛なき後の描写が生生しく貴重な資料です。