●今まで書きやすかった筆が割れるようになった時、次の3点の状態が多く見られます。1、穂首と軸の付根に墨が溜まり硬くなっている。2、筆穂が胴ぶくれになっている。3、筆穂の毛がもつれているもの。1の場合水道の流水にさらしながら、穂首と軸際を持ち穂首を軸のほうに押しつけながらハンドルを廻すようにゆっくり左右に廻します。軸際に残っている墨が出てくると水で流し、残墨が出なくなるまで繰り返します。2の場合、穂首全体に墨の粒子と切れた毛が付着しているためで、両手ではさみ、もみ洗いし、水中で櫛を通します。3の場合、水中で櫛を通し毛を広げ残墨を洗い流します。123とも最後に軸から指をすべらし、しごくようにして水を切ります。その後、紙か布で穂首を包み水分を吸収させ、筆架に穂首を下にして陰干しします。軸際に水分や墨が残っていると根腐れの原因になります。●2、4、6文字に向きます。書初用。画仙紙向き。●手づくりですので寸法に多少の違いがあります。