■著者
ハンナ・アーレント
J.コーン
齋藤純一

■内容紹介
ハンナ・アーレントの思考は、大戦間期という虚ろな空間で、まずは培われた。その後、ナチズムの席巻するドイツからパリをへてニューヨークに亡命し、その地で「アウシュヴィッツ」の事実に接することで、絶望をくぐりぬけた著者の世界に対する見方は、徐々に確固たるものになってゆく。20世紀を具現した思想家の前半生(1930‐54)の思考の全貌を、全2巻で公刊。本巻には、不朽の論考「実存哲学とは何か」をはじめ22篇を収録する。

■目次
「何が残った?母語が残った」―ギュンター・ガウスとの対話;アウグスティヌスとプロテスタンティズム;哲学と社会学;セーレン・キルケゴール;フリードリヒ・フォン・ゲイツ―没後百周年の、一九三二年六月九日に;ベルリンのサロン;女性解放について;フランツ・カフカ再評価―没後二〇周年に;外国語新聞における国外事情;「ドイツ問題」へのアプローチ〔ほか〕

■シリーズ名等
アーレント政治思想集成 1