■著者
加藤典洋

■内容紹介
一九八九年一月七日、昭和天皇崩御―。大きな転換点に立って、日本とは、日本人とは、天皇とは…と問いかけなおす、「直線」的批評の数かず。『敗戦後論』『日本人の自画像』に先駆ける、加藤典洋の「思考」。

■目次
帰化後の氏名―ひとはどのようにして「日本人」になるか;ヒロヒトと呼ばれた天皇の死に;「敗者の弁」がないということ;背中の効用;三十三年後の「都留重人」―一九五七年「アメリカ上院での喚問」考;図像と巡業―「天皇崩御」の図像学;付論 号外の研究―「暮しの手帖」方式による五大紙「商品テスト」;うすっぺらな世界;ラディカルの現在形;「書くこと」の非人間性―中野重治の戦時期の経験をめぐって;補論 モラルについて

■シリーズ名等
平凡社ライブラリー 395