■著者工藤隆■内容紹介新天皇が、即位後に行う大嘗祭。「秘すべきことがはなはだ多い」とされ、謎が多い。その内容は、豊穣祈願、聖婚儀礼など様々に解釈されてきた。著者は、国家祭祀として姿を現した天武朝から、古墳時代、弥生・縄文時代へと遡って考察し、同時に広くアジアの民俗資料を収集。そのルーツが長江以南地域の古い稲作儀礼にあり、女性原理が濃厚な原初の日本文化と融合したとする。現在に至る日本的心性の基層が、浮かび上がる。■シリーズ名等中公新書 2462