■著者
渡辺克義

■内容紹介
十世紀に産声をあげたポーランド王国は、十四~十六世紀に隆盛を極めるが、王朝断絶後、衰退に向かう。十八世紀、ロシア・プロイセン・オーストリアによる分割で国家は消滅。第一次大戦後に束の間の独立を勝ち取るも、第二次大戦中にはドイツとソ連に再び国土を蹂躙された。冷戦下の社会主義時代を経て一九八九年に民主化を達成。潜在力を秘めた地域大国は今、どこへ向かうのか。栄光と悲運に彩られた国と民族の歴史。

■目次
序章 王国の黎明期;第1章 中世の大国―ポーランド・リトアニア連合王国の隆盛;第2章 王制の終焉と国家消滅―露・普・墺によるポーランド分割;第3章 列強の支配と祖国解放運動―繰り返される民族蜂起;第4章 両大戦間期―束の間の独立とピウスツキ体制;第5章 ナチス・ドイツの侵攻と大戦勃発―亡命政府と地下国家の成立;第6章 ソ連による解放と大戦終結―ワルシャワ蜂起の功罪;第7章 社会主義政権時代―ソ連支配のくびきの下で;第8章 民主化運動と東欧改革―自主管理労組「連帯」とワレサ;終章 ポーランドはどこへ向かうのか

■シリーズ名等
中公新書 2445