内容紹介
今日、イスラム文化圏に属する中東世界は人類最古の文明発祥地をかかえ、世界の音楽文化の根源と基底をかたちづくってきた。音楽文化はこの中東から人類史を通じて東西の世界に拡散していったとも言える。「西洋文明の源流は中東にある」としばしばいわれるが、本書では、その音楽文化が、中東と西洋を舞台に互いに越境しあい、縦横に行き来し、展開し、深化しつづけている実態を分析し論じている。フィールドワーカーである著者達による現地での生の音楽の体験・記録・分析が、中心となった論文集で、中東世界(諸国)の音楽文化の