ロジャーグラート家がぶどう作りを始めたのは、18世紀初期に溯る。

1860年、ナルシス・カナルス・リボットが、深さ10mの広いスペースを有する
カヴァ・サン・ジョルディ(酒蔵)を造ったが、当初の目的は、家族のための
食料保存庫であった。

カナルスは、フランスのシャンパーニュで作られる不思議な魅力を持つ飲み物に注目した。
栓をぬくと同時にきらめき起こる細やかなゴールドの泡、グラスの中で繰り広がる
美しい光景、そして口に含んだ時の快い刺激と味わいに魅了されたのであった。

そして1882年、単なる発泡ワインとしてではなく、伝統を誇り、最も洗練され、
最も磨き抜かれたシャンパーニュで行われているシャンパン製造法に厳格に従い、
最初は個人用としてシャンパン造りを試みた。
それが個人的楽しみから、公のものへと取って代わるまでには、さほどの時間は
かからなかった。

 セラーのあるサント・エステヴェ・セスロヴィレスは、ペネデスの特徴的な品種である
チャレッロのぶどうが多く生産され、長い熟成タイプのカバに使用されている。

ロジャーグラートのカヴァは、どれもその年の最高品質のワインを原料とし、
特別なカヴァであるグラン・キューヴェは、特に厳選された最高のワインから作られる。
カバが年月をかけて熟成に成功するには、その元となるワインの品質如何に
よるからである。


2年から4年眠らせる特別なカヴァは、「熟成カヴァ」と呼ばれる。
ぶどう品種の配合割合では、若いカヴァはマカベオの占める割合が多くなり、
熟成カヴァは、チャレッロが主流となる。
D.O.カバに許されている範囲の地元以外の種類としてのラ・シャルドネは、
特定のものにだけ、香りと味の引き立て役として使用される場合がある。
そしてラ・ガルナッチャとエル・モナストレルは、ロゼに使用される。
100年もの間、選びぬかれた何千本ものボトルが眠る、地下30mもの深さのセラーは
複雑な構造を持ち、まるで地球内部を走るめぐる動脈にでも入り込んだような
神秘的な錯覚をおこさせる。

ロジャーグラートの優雅でのどかなたたずまいは、訪れる人の心を魅き付けている。
そして、ロジャーグラートのカヴァは、本格的なカヴァを求める世界中の愛好家に
幅広く親しまれている。
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ペネデス地区でトップクラスのぶどう、3種類を贅沢に使用。
それぞれのぶどう品種の持ち味を生かし、心地よいフルーティさと
やわらかな酸味が見事に調和している。
平均18ヶ月のビン内熟成を経て、出荷される。