■著者
杉山和也

■内容紹介
民俗学や植物学をはじめ、南方熊楠が渉猟した学問領域は多岐にわたり、その足跡は広く深く展開している。説話学においても、南方熊楠の博学は、高木敏雄や柳田國男をリードする役割をもった。けれども南方の説話学は、彼らや芳賀矢一など、その後の学界の主流とは別の方向をめざし、別の視野を拓いている。膨大な遺存資料のなかに、南方説話学の可能性をとらえる。

■シリーズ名等
ブックレット〈書物をひらく〉 9