■著者
太宰治
ラディゲ
久坂葉子
■内容紹介
「自分は、ポオズをつくりすぎて、ポオズに引きずられている嘘つきの化けものだ」―。素朴な人間であることを願いながらも実生活を知らず、小さな出来事に夢想をひろげる少女の内面生活を描いた『女生徒』(太宰治)。パリの放埓な暮らしに疲れた若者が田舎の娘に恋をする『ドニイズ』(ラディゲ)。自ら命を絶つ直前に「小母さんへ」と書き出された久坂葉子の遺作『幾度目かの最期』。罪の意識と愛への憧れがほとばしる、青春の自画像ともいうべき三篇。
■シリーズ名等
百年文庫 1