■著者
村上晶

■内容紹介
イタコの消えゆく今日の津軽地方では、カミサマと呼ばれる霊能者が死者の口寄せを行う。「あの世」と交渉する力をもったカミサマたちのもとへは今日も依頼者が相談に訪れる。何が彼らの世界を成り立たせているのか。都心のスピリチュアルカウンセラーまで射程に入れ、私たちの隣にいる現代日本の巫者の姿を探る。

■目次
同時代的、日常的存在としてのシャーマン;第1部 カミサマの姿(巫者の存立を支える地域の宗教的知識;カミサマの周辺で―カミサマにならなかった人々;カミサマと行―赤倉山金剛寺を事例として);第2部 カミサマと人々(カミサマと依頼者;巫者の指示を実践に移すまで;春祈祷にみる巫俗の現状);第3部 現代社会と巫者(消えゆく巫俗と生き延びる巫者;巫者の鎖をたどって;現代社会を生きる「巫者」);日常生活を起点とした宗教研究に向けて