■著者
山崎鯛介
メアリー・レッドファーン
今泉宜子

■内容紹介
現存する「明治記念館本館」は、明治天皇と皇后による宮中晩餐の舞台であった。この明治天皇が使用した宮殿建築唯一の遺構の真価と当時の宮廷外交の実情を「建築」「テーブルアート」「人物」の3つの観点から解き明かす意欲作!

■目次
序章 明治天皇の御会食にみられる三つの機会とその内容;第1章 交流の建築―御会食所のデザインにみる「復古」と「近代」の二面性(既存建物のリノベーションとその空間;御会食所の設計意図;明治十九年に行われた床仕上げの大改修);第2章 食卓の外交―明治天皇の洋食器と意匠をめぐる戦略(食卓の用意;御会食所の初日;御用食器の新古模様);第3章 饗宴の舞台裏―人物で読む明治宮殿誕生前夜の宮中外交(ドレスと勲章―皇后のディプロマシー;条約改正への道―シーボルト兄弟が見た明治外交;明治天皇の料理番―大膳職を支えた人々);付録