■著者
安野光雅
■内容紹介
子どもの頃から本が好きだった。母が「へそくり」を工面して『少年倶楽部』を買ってくれた。これが生涯ただ一度の宝物になる事件だった。
■目次
糞の山にもぐりこんで一生このままでいよう 『完訳ファーブル昆虫記』奥本大三郎訳;奥さん。砂漠でそんなことを言わんでも… 武田百合子『犬が星見た―ロシア旅行』;アフガン人の犠牲はその百倍だと考えてもいい 中村哲・澤地久枝『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る』;文明人はこれをやぶってはシリフキにつかう 『絵本パパラギ』構成・絵 和田誠、ショイルマン編、岡崎照男原訳;心の支えにしてもらいたい本 デカルト『方法序説』谷川多佳子訳;科学の道は遠い 橘南谿『東西遊記』宗政五十緒校注;門外不出の本、貸すわけにはいかない ホワイト『科学と宗教との闘争』森島恒雄訳;「遺伝子のたくらみ」を語るよりもむつかしい 日高敏隆『人はどうして老いるのか 遺伝子のたくらみ』;私にはただ非常な不名誉だけが残されたのであります コロンブス『全航海の報告』林屋永吉訳、堀田善衛『スペインの沈黙』、ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』染田秀藤訳;そんな長いものが読めるか、というひともあろうが デュマ『モンテ・クリスト伯』山内義雄訳〔ほか〕