■著者
林田明大

■内容紹介
中江藤樹は、日本初の私塾を開き、女性にも学問を勧めました。それも、江戸や大坂といった大都市にではなく、琵琶湖の北の寒村にその身を置いて、身分の区別なく塾生を受け入れました。江戸時代前期、藤樹を開祖とする「日本陽明学」はすごい勢いで日本人に広まっていきます。藤樹亡き後、門人たちは日本各地に散らばって、藤樹の教えとともに陽明学を広めました。幕末維新期には日本の近代化の原動力となったことも、特筆に価するでしょう。その他の偉人賢人たちとは、影響力の大きさがまるで違うのです。