音楽作品と向き合うピアニストの孤独、苦悩と喜びが綴られた泊真美子の詩作「音色は何色ですか?」に共感した作曲者が、繊細な感性と精緻な書法をもって、演奏家が貪欲に作品の深層を追い求める姿、漂う孤独感、光と影の狭間のような心象を見事に描き上げた。まるでピアニストの独り言、心の声を聞いているかのような言葉は、音楽と向きあう者であれば誰しも共感を持てるものであろう。ピアニストを合唱団が取り囲むイメージで構想されており、ピアノは単なる伴奏ではなく独奏的にも演奏される。
女声合唱団・湘南はまゆうにより委嘱・初演さ