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ご案内の[ドメーヌ・ルネ・ブーヴィエ]は、1910年に現 当主の祖父「アンリ・ブーヴィエ氏」が、コート・ド・ ニュイの「マルサネ村」に設立したドメーヌ。 1950年に、父「ルネ・ブーヴィエ氏」がドメーヌを引き 継ぎ畑を12haまで拡大。 1992年から現当主の「ベルナール・ブーヴィエ氏」が、 妻の「ステファニーさん」と共に運営しています。 ただ、ベルナール氏の実際のキャリアはすでに30年以上。 1984年からドメーヌを手伝い、1986年からは醸造を担当 と、実質的にベテラン生産者と言え、【マルサネ栽培家 組合会長】の要職にも就いています。 2006年には「ジュヴレ・シャンベルタン村」に新醸造設 備を建設し本拠地移転。ラベルへの生産地表記も同村に なりました。 現在所有する畑は、創業地マルサネを始め、2006年から の本拠地ジュヴレ・シャンベルタン、フィサン、シャン ボール・ミュジニィ、フラジェ・エシェゾー、ヴージョ の6つの村に、グラン・クリュ(特級畑)3つを含む計17ha。 アペラシオン数にして約20の区画を所有し、ベルナール 氏曰く、『運よく、ドメーヌには40~80年の古樹が残っ ている』とのこと。 栽培では、20年前から除草剤の使用を止め、2009年から ビオに転換。所有するすべての畑で「Ecocert」を取得し たことで、本人もワインのスタイルが変わったと実感。 また2005年には、オスピスで【5名の有望な若手生産者】 にも選出されている実力派です。 ベルナール氏のモットーは、ヴィンテージにすら左右さ れない個性となる、畑(Climat)ではなく区画(Lieux- dit)毎のテロワールの重要性を理解し、それぞれの特徴 を反映させるよう、日々の畑作業を心がけること。 ブドウ果は樹木1本あたり8房までに収量を制限し、ヴィン テージや区画によってはグリーンハーヴェストも実施。 ブドウの生育に介入するのではなく、その“魂”を理解 するのがポイントとします。 さらにこだわりは収穫日の選定。 近年ブルゴーニュで流行の、新鮮さを追求しての早い時 期の収穫でワインにフレッシュ感を保つことよりも、 十分熟したブドウを得ることに重点を置き、ワインに味 わいを与えるため、収穫最後の3日間の設定を誤らないよ う留意。 そして、すべて手摘みで収穫したブドウの質を得るため、 選果も重要視。収穫時、振動選果台、手作業選果と3回に 亘って徹底されます。 また、今回ご紹介の2010ヴィンテージから、50~70%の 除梗に変更。残りは房のままタンクに入れ醸造するよう にしてから、より構造があり、アロマの複雑なワインが 出来るようになり、100%除梗していた2009年産までとは 異なるワインが生まれるといいます。 さらに醸造面では、一時期関心が集まった抽出よりも昔 のやり方に回帰。浸漬を大事にしソフトで自然な醸造を 心がけ、たとえ並みのヴィンテージでも常にバランスが 取れ、区画ごとの異なるテロワールを表現したワインを 生み出しているドメーヌです。 | |||||||||||||||||||||||||