歴史は明日のための昨日の物語である。 歴史の裏に埋もれた高句麗は我々民族の底力と勇姿を最もよく現した超大国であった。 広大な大陸に領土を拡げた広開土(グァンゲト)大王。隋を倒した乙支文徳。 唐の太宗・李世民を跪かせた淵蓋蘇文。 彼らがいたからこそ高句麗は中国に堂々と立ち向かうことができたのである。 だが新羅が唐の力を借りて三韓を縮小統一して以来、高句麗の英雄達に関する歴史は歪んだ形で伝えられ、評価をされぬまま消えていった。 特に淵蓋蘇文は中国が書いた歴史によって徹底して否定的に描かれ 我々の歴史書も彼らの歪められた歴史をそのまま受け入れるという愚を犯している。 中国は東北工程という歴史的欺瞞を画策し高句麗の歴史を無かったことにしようとしている。 このドラマは淵蓋蘇文を中心とした、彼が生きていた激動の歳月をドラマ化したものであり我々のアイデンティティーを確認し埋もれた高句麗の歴史を蘇らせようとするものである。
ヨンゲソムン(淵蓋蘇文)は、高句麗末期に活躍した宰相で将軍。 ヨンゲソムンは、7世紀初頭の朝鮮半島、中国を統一した隋の圧力を受けていた高句麗に、名門貴族ヨン・テジョの息子として生を受けます。運命の悪戯から隋国の商団の奴隷として売られる途中、縁あって、隋国貴族の家門イ・ミル(李密)の門客になり、後に唐帝国を建設するイ・セミン(李世民)とも深い関係を結びます。この二人が後世、朝鮮半島をめぐって熾烈な戦いを繰り広げる事になるのです。