民間放送局でのラジオ放送が始まって、60年以上経ちました。ラジオの最大の魅力とは、より身近な人々の生の声を伝えてくれることでしょう。乗用車がベースのラジオカーが街を走り始めたのは、深夜放送が若者文化の最先端となり、都市がカルチャーを生んだ1970年代。ラジオカーには、変わり行く街や人々の生の姿を伝えるという使命がありました。ある意味でモータリゼーションを象徴する存在ともいえるラジオカーは、当時を知る人にとってはとても懐かしい存在です。机上によみがえった小さなラジオカーたちは、私達にとって、ラジオがいつも身近な存在であることを思い出させてくれます。