■著者
トークィル・ダシー
青山学院大学文学部日本文学科

■内容紹介
万葉集の“豊かな感情表現”は政治的な文化装置として創り出された―歌に詠まれた喜びも悲しみも、時代を超えて通じているようにみえる。しかし、現代人の感動と万葉人の感動は、果たして同じものなのか。歌の背景に存在する、天皇を中心とした古代帝国的世界を見つめ、感情表現という根源の正体に迫る。万葉集にみえる政治制度と歴史意識を解き明かした講演録。