■著者
江夏健一
桑名義晴
坂野友昭
■内容紹介
金融のイノベーションやグローバリゼーション時代を迎え、フィンテック、クラウドファンディングなどに象徴されるように、パーソナルファイナンスにかかわる諸問題の研究がますます重要になっている。最近の激動する金融環境の変化を視野に入れ、パーソナルファイナンスにかかわる最重要課題について、イノベーション、グローバリゼーション、金融教育、制度設計の4つの視点からアプローチし、その研究の新しい地平を開く。
■目次
第1部 イノベーション(パーソナルファイナンスにおけるイノベーション―マーケットプレイスレンディングの可能性;中国のパーソナルファイナンスにおけるビッグデータの活用;パーソナルファイナンスにおけるマイクロファイナンスの役割と地域産業の育成―マイクロファイナンスを利用して6次化を実施した場合の小規模ワイン・清酒産業の地域における経済効果(北海道のケース));第2部 グローバリゼーション(日本のパーソナルファイナンスの海外事業の展開;日本のパーソナルファイナンス企業のアジア展開―アコムとSMBCコンシューマーファイナンスのケースを中心に;小売業のアジア市場進出における金融サービス事業とその有効性);第3部 金融教育(行動経済学に基づく金融教育―大学生から社会人に向けた金融教育の手法と展開;日本の中等教育における金融教育の課題とその解決―学校教育における金融教育の体系化;学校教育における金融教育のあり方―中学校教科書にみる金融の扱い方と方向性);第4部 制度設計(パーソナルファイナンスの主体をめぐる与信・決済・運用のモデル像と債権法改正・倒産法改正・特別法改正のあり方の視点―フィンテック・クラウド時代の金融グループの内部統制とコンプライアンスの枠組みの将来像;パーソナルファイナンス関連法制における経済合理性―日本とアジア諸国の比較;賃金業法の政策決定プロセスに関する調査研究)