■著者
金鎮虎
香山洋人
■内容紹介
プロテスタントこそが韓国の近代化プロセスを共に生きた宗教、いやむしろ韓国の近代形成に決定的に寄与した宗教だ。いわばプロテスタントは「孤児たちの宗教」だった。こうしてプロテスタントは韓国近代の自発的「孤児たち」と苦楽を共にした。けれどもそれは残念ながら、「孤児たち」の自己確認を超え、さらに自己超越の体験へと導く省察の宗教ではありえなかった。韓国キリスト教の今。真摯な歴史的検証。話題騒然となった自己省察の書。
■目次
神の退陣、神々の帰還;第1部 市民K、教会に行く―韓国プロテスタントの昨日(アメリカの霊としておいでになったんですね―韓国プロテスタントのアメリカ主義;羞恥心と復讐―神社参拝から反共主義へ;生産的憎悪―治癒と帰福、成長主義の発明 ほか);第2部 市民K、教会を離れる―韓国プロテスタントの今日(市民の登場と神の追放―市民K、教会を離れる;信頼を失った「言葉の宗教」―韓国教会の説教の実態;教会売買スキャンダル―教会成長至上主義の裏面 ほか);第3部 市民K、小さな教会と出会う―韓国プロテスタントの明日(小さな教会の誕生―小さなものたちの反乱、希望の前兆;再び民衆の中に神と出会う―他者性の神学と信仰運動;キリスト教右派と新貴族主義 ほか)